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そんな僕の心の変化を察した のか、妻が世界最小のMDプレーヤーというやつを、誕生日にプレゼントしてくれた。実はその時、妻が本当に愛おしく思えた。恥ずかしいけど、こんな気持ちになったのは新婚の時以来。多分これもRyotaの魔法に違いない。
ある日、1日の仕事を終え、妻からもらったとっておきのMDでRyotaを聞きながら街を歩いていた。すると、いつもと街の景色が違って見えた。「そうか、みんなは未だRyotaの魔法を知らないんだ!」寂しいけど、でもちょっと優越感が混じったような、そんな複雑な思いがした。
僕はおそらく日本で1番早く、魔法にかかることができた幸せ者だ。でも、もうすぐみんながRyotaの魔法で、それぞれの『素敵な日々』を甦らせることができる。CDの発売が楽しみだ。そうなったら僕は、酔う度に「僕が最初に魔法にかかったんだよ」と、どうでもいいことを、自慢するに違いない。僕はその日が本当に待ちどうしい。
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